
こんにちは、駐在妻のコハルです🌸今回は、赴任の際に日本から持っていくべき食品についてです。日本食が手元にあると本当に安心感がちがいます。あってよかった!持ってくればよかった!と思うものを記載しますので、良ければ参考にしてみてください。
アメリカの日系・その他アジア系スーパーに行けば、ほとんどの食材は手に入ります。また、ネットショッピングを使用すれば手に入らないものはないといってもよいくらいです。しかし、ほとんどのものが日本で買うより高いです。また、お気に入りのメーカーや味の調味料に出会えるとも限りません。
そのため、スーツケースにはできるだけたくさんの食品を詰めて渡米することをお勧めします。
(液体より乾燥したものを、瓶よりペットボトルやチューブを優先して購入しましょう!)
・肉類・乳製品が原材料に含まれているものは持ち込み禁止なので注意してください。
・アルコールは21歳以上の大人1人あたり1リットルまでが免税、超えた場合にはその分課税されます。
アメリカに持っていくべき食品59選
現地での調達のしにくさ、利用頻度、食卓の救世主度から、独自にランク分けをしています。私の食生活や好みも反映されているので、あくまでも個人の意見としてご覧いただけますと幸いです。
まずはこれ!絶対にもっていきたいもの21選
アジア系スーパーでしか売っていないもの、軽いのでとりあえず入れておきたいものを中心に記載しています。
- 料理酒
- みりん
- みそ
- めんつゆ
- 白だし
- ポン酢
- ごま油
- 片栗粉
- 薬味チューブ(わさび、しょうが、にんにく、からし等)
- 柚子胡椒
- 乾麺(うどん、そば、そうめん)
- パスタソース、うどんつゆ
- 顆粒だし
- 塩昆布
- ゆかり
- お茶漬けの素
- インスタントスープ(松茸の味お吸い物、味噌汁、わかめスープ等)
- カットわかめ
- のり
- 日本のお茶
- 日本のお菓子

調味料(料理酒、みりん、みそ、めんつゆ、白だし、ポン酢)
みりんは時々アメリカ系スーパーでも見かけますが、基本的にはアジア系スーパーかネットでしか手に入らないので、近くにアジア系スーパーがない場合などは特に持っていきたい品々です。気になる価格は1Lで10ドル~14ドルくらい。

片栗粉
片栗粉はアメリカスーパー(Whole Foods等)でも手に入る場合がありますが、確実ではない&安くはないため持っていくことをおすすめします。私は、日本にいるときよりも、使用頻度が上がっています。以下の記事も参考にしてみてください。
薬味チューブ
わさびの薬味チューブは気軽に手に入ります。一方、しょうがやにんにく等のチューブはあまり売っていません。これらは生野菜が手に入るので代用は可能が、価格面や使いやすさから余裕があれば持参することをおすすめします。私は生野菜とチューブを併用して使用することで、チューブの使用頻度を下げようと必死です!
なお、念のため記載しましたが、練り物などを食べる機会は大きく減るので、からしはもっていかなくてもよいと思います。日本でよく使っている人は念のため持っていくと安心です。
乾麺(うどん、そば、そうめん)、パスタソース
アジア系スーパーで1kg5~7ドル程度で購入することができます。重量が重いので持っていくか悩む商品だと思いますが、渡米直後に何をどう料理したらいいかわからない!となった場合の救世主になります。
パスタソースも同様の理由です。アメリカで手に入るパスタソースは、大きな瓶タイプで、トマト、バジル、チーズの3種類程度が基本です。味のバリエーションもなく、一度開けると消費に困るので、軽くてバリエーション豊かな使い切りパスタソースをもっていっておくと、いざという時にとても役立ちます。なお、パスタ麺はどのスーパーでも1~2ドルで手に入ります。
限られた食材で調理をするのは、最初は本当に大変だと思います。頼る先を作っておきましょう。

顆粒だし、塩昆布、ゆかり、お茶漬けの素、インスタントスープ
ブロッコリーやきゅうり、にんじんはアメリカで気軽に手に入る野菜の一つです。また、キャベツも売っています。これらの野菜をゆかりや塩昆布とあえると簡単でヘルシーな一品ができるので、大変重宝します。
お茶漬けの素やインスタントスープも、本来の使い方のほか、野菜と和えたりパスタソースの代わりに使ったりすることもできるのでおすすめです。
柚子胡椒
白だしと合わせてお野菜を煮るととてもおいしく仕上がります。柚子の香りが日本を思い出させてくれるので重宝しています。瓶詰ではなくチューブ入りがおすすめ!
日本のお茶、お菓子
おーいお茶や健康ミネラルむぎ茶はアメリカのアジアスーパーでも売っています。しかし、値段が高いです、気軽にごくごく飲みたいと思っても、気軽に買える価格ではありません。たとえば、ミネラルむぎ茶の54袋入りは約5ドル(750円)。重いものではないので、少し多めに持ってきたい商品です。また、ほうじ茶やコーン茶等は売っていない場合もあるので、お気に入りのお茶がある場合も、持参をおすすめします。
必ず水出し可のお茶パックにし、水出し麦茶ポットも持ってきましょう!
アメリカ系スーパーで買えるお菓子はポッキーくらい。1箱2.69ドル(400円)。アジア系スーパーに行けばもっとたくさんの選択肢がありますがやはり価格は日本の2倍程度。好きなお菓子に出会えるとも限りませんので、精神衛生のためにもできるだけ多くのお菓子を持っていくことをおすすめします。私はおせんべいとチョコレート菓子とグミをたくさん持ってきました!
できれば持っていきたい!19選
可能な限り持っていきたいと思うものを記載します。基本的には、アジアスーパーやネットスーパーでは買えるものの価格が高いもの、あると調理の幅が広がるものを列挙しています。細かい調味料等が多いので、普段から使っていないものは必ずしも持っていく必要はないかもしれません。
なお、ドレッシングや焼き肉のたれなどは、原材料に肉の表記がないことを確認して購入してください。
- しょうゆ
- お酢
- お気に入りのドレッシング、焼き肉のたれ
- オイスターソース
- ウスターソース
- コチュジャン
- 甜麵醬
- マヨネーズ
- ラー油
- ごま
- 鰹節
- ふりかけ
- 干しシイタケ
- 梅干し
- 塩こうじ
- 鍋つゆ
- 高野豆腐
- おから
- 切り干し大根
しょうゆ、お酢
アメリカ系スーパーで手に入るので、「できれば」にカテゴライズしましたが、個人的には「マスト」に近いです。
しょうゆはアメリカ系スーパーでも普通に売っています。キッコーマンのお醤油は444mlで4.39ドル(650円くらい)。
また、お酢を売っているスーパーもあります。この日は365mlで3.99ドル、600円でした。アジア系スーパーに行けばもっと多くの種類の中から選ぶことができます。


お気に入りのドレッシング
アメリカ系スーパーで手に入るドレッシングはこってりしたものが多いので、ノンオイルドレッシングがあるとさっぱりとお野菜を食べたいときに便利です。
なお、アジア系スーパーには、日本のドレッシングや焼き肉のたれが売っています。しかしながら、自分のお気に入りのものに出会えるかはわかりません。なお、原材料に「肉」がないことを確認することをお忘れなく!
オイスター、ウスター、テンメンジャン、コチュジャン
お肉文化なこと、野菜の種類の違いなどから、炒め物をする機会が増えます。そのため、これらの調味料が日本にいた時よりも重宝します。オイスターソースやウスターソースは、カレーやミートソース等の隠し味にも使えるので便利です。
マヨネーズ
アメリカにもマヨネーズは売っていますが、風味が全然違います。食べ慣れた味ではないので、日本のマヨネーズがお好きな方はひとまず持っていくことをおすすめします。なお、キューピーマヨネーズはアジアスーパーで手に入れることができますが、約500gで6~7ドル(900円~1150円)程度です。
ラー油
アメリカでは、冷凍の餃子が比較的気軽に手に入るので、ラー油もおすすめです。
干しシイタケ
煮もの向きの食材はアメリカではなかなか手に入りませんが、スープに入れるのはもちろん、鶏肉と一緒に甘辛く煮るだけでおいしい和食が作れるのでおすすめです。
なお、アジアスーパーに行けば里芋、ゴボウ、レンコン、こんにゃくなどにも出会えます。
塩こうじ
お肉文化なので、お肉をおいしく食べる術をたくさん用意しておくと、とても楽です。軽いので、パウダーがおすすめ!

鍋つゆ
アジアスーパーが近くにある場合、白菜やもやし、ネギなどが手に入るので鍋の機会もあるかもしれません。かつおやこんぶだしで煮てポン酢で食べるのももちろんおいしいですが、やっぱり飽きはくるもの。そんな時は鍋つゆが重宝します。鍋つゆはあまり見かけないので、日本から持っていくと安心です。
高野豆腐、おから、切り干し大根
普段からこれらを使用している方は持っていくと安心です。アジアスーパーにはあまり売っていません。
これまであまり使ってこなかった方々も、乾燥している分軽いので、とりあえず持っていって使い方は後々考える、というのもありです。
余裕があればもっていきたい!19選
なくても困らないけれど、あると便利なものをピックアップしています。アジア系スーパーでしか手に入らないものがほとんどです。
- 豆板醤
- 山椒
- 七味唐辛子
- パン粉
- 天ぷら粉
- たこ焼き、お好み焼き
- マロニー、春雨
- こんぶ
- あおのり
- ひじき
- 小エビ
- 缶詰(鮭、ホタテ、ツナ)
- お餅
- 白米
- パックご飯
- 炊き込みご飯、混ぜご飯の素
- きなこ
- 黒蜜
- 白玉粉、上新粉
パン粉
今やPANKOはアメリカ系スーパーでも購入可能です。しかし、量が多かったり、日本のパン粉と少し違ったり、ちょうどよいものに出会うのは意外と簡単ではありません。なければないで割り切って現地のスーパーで購入できますが、日本で買うと安く、そしれ重さもほとんどないので、もっていっておくと便利です。
お餅、白米、パックご飯、炊き込みご飯混ぜご飯の素
白米は多くの場所で手に入るので、特にこだわりがない場合は日本から持ってこなくても問題ありません。昨今では日本でのコメの価格が上がっているので、アメリカでもそこまで割高感もありません。
一方お餅はアメリカ系スーパーでは見かけないので、少し持ってきておくと安心です。正月気分のお雑煮やスイーツ代わりのきなこ餅など、あると嬉しい場面が意外と多いです。
なお、我が家では炊き込みご飯の素をご褒美としてストックしています。五目系は鶏が入っているので持ってこられませんが、探してみると肉表記のない商品も意外とあります。ごはんや和食が好きな方はぜひ持っていくことをおすすめします。
パックご飯は、到着後すぐにごはんが食べたいが、炊くのが難しい、という場合にスーツケースに少し忍ばせておくと安心です。

きなこ、黒蜜、白玉粉、上新粉
和菓子がお好きな方は、持っていくと、いざという時に心が安らぎます。和菓子は日本食スーパーに行けば時々出会える程度なので、自分で作るしかありません。
アメリカに持ち込めないもの
前述の通り、肉類・乳製品が原材料に含まれているものは持ち込み禁止です。肉エキス、なども持ち込めません。また、梅肉の表記も怪しいとの見解もあるので、注意してください。
持っていきたかったものの、断念したものは以下の通りです。意外なものに「肉」の表記があったりします。
- カレールゥ
- コンソメ
- 鶏ガラ
- 各種インスタントラーメン
- 各種ポタージュスープ
- お好みソース
- デミグラスソース

アメリカでもお金を出せば基本的になんでも手に入ります。なくなったら買えばいい、の精神のもと、可能な限り詰め込みましょう・・・!



