あんかけや揚げ物、日本食で意外と使うのが片栗粉。限られた食材で料理をしなければならない環境からか、日本にいた時よりも使用頻度が上がっています。
渡米時に日本から持ってきたものの、数か月で半分も使ってしまいました。そこで、アメリカのスーパーで片栗粉が買えるか、調査してきました。
英語で片栗粉は「Potato Starch」
片栗粉は精製したデンプンの粉です。
もともとは名前の由来にもなっているユリ科の植物「カタクリ」から製造されていました。しかし現在では大量生産しやすいジャガイモから製造されるケースがほとんどです。そのため、片栗粉は英語でPotato Starch(ジャガイモのデンプン)といいます。
アメリカの大手スーパーで発見
大手スーパー「Whole Foods Market」で発見しました。
Bob’s Red MillのPOTATO STARCHです。623gで5.09ドル。日本円では760円ほど(1ドル=150円で計算)。日本では200グラムで100円程度と考えれば約2倍ですが、買えない価格ではないように思います。

アジア系スーパーで発見
アメリカで80店舗以上展開しているアジア系スーパー「H mart」で発見しました。
日本の片栗粉が、340グラムで3.49ドル(518円)、220グラムで1.99ドル(296円)でした。北海道産でこの価格は、ありがたいです!


代用品なら「Corn Starch」
お近くのスーパーの片栗粉が高かった場合や、そもそも売っていなかった場合の代用品としてはコーンスターチが挙げられます。コーンスターチはトウモロコシを原料とするデンプン粉です。片栗粉との違いは以下の通りです。うまく使えば、片栗粉の代わりとして使用することが可能です。
- 風味が違う
- 片栗粉に比べ粘度が低い一方、温度が低くなってもとろみが持続する
- 不透明(片栗粉は無色透明)

日本食には欠かせない片栗粉。アメリカでも買えることがわかりました。