
便利でおいしいけれど余らせがちなマリナーラソース。今回はそんなマリナーラソースのアレンジレシピをご紹介します!お野菜、お肉に魚介、チーズと相性のいいマリナーラソースは使い勝手がとても良いです!
マリナーラソースとは
そもそもマリナーラとは、トマト、にんにく、オリーブオイル、バジルでできたトマトソースのこと。イタリア語で「漁師風の」という意味です。パスタソースの種類が少ないアメリカでもポピュラーなソースです。
簡単に手に入りますが、開けたらすぐに使い切らなければならないのが難点。こちらの商品は開封後は冷蔵庫で1週間との記載あり、最長でも2週間が目途かなと思っています。おいしいのでよく購入しますが、いつも使い切るのが本当に大変。
また、今回紹介しているものとは別のメーカーですが、日本のコストコでも1瓶907g×3という大容量で販売しているとのこと。
いろいろなアレンジで、最後まで楽しく、おいしく使い切りたいものです。


パスタ
まずは王道のパスタ。もちろんソースだけでも十分おいしいです。温める必要がないので、パスタをゆでて上からソースをかけるだけで完成します。また、冷製パスタとして食べることもできます。
個人的なおすすめはエビ、ウインナー、ひき肉等の魚介やお肉と、ナス、玉ねぎ等の野菜を合わせること。味が複雑になり、栄養価も上がるので余裕があるときは具材をフライパンで合わせてから食べています。

ピザ(トースト)
こちらも王道。ピザ生地は作るのが大変なので、食パンでピザトーストにすることが多いです。マリナーラソースをぬってとろけるチーズをのせ、トースターやオーブンで温めたら完成です。
ミネストローネ
簡単なミネストローネも作ることができます。少量から作れる&煮込む必要がない点が便利です。この際、ウスターソースと砂糖を入れると酸味が落ち着きます。
- 玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ等を1㎝角、ベーコンやソーセージ等を1cm幅に切る。
- 熱したオリーブオイルで玉ねぎとベーコン/ソーセージを炒める。
- 全体に火が通ったら、残りの野菜を加える。
- マリナーラソースと水を加え、しばらく煮る。

ラタトゥイユ
ミネストローネの野菜をズッキーニ、ナス、パプリカ等に、肉類を鶏肉に変え、水分を少なめにして作るとラタトゥイユ風になります。お野菜は大きめに切り、しっかり炒めることがポイントです。あればローリエも加えます。
豚肉や鶏肉、魚介のトマト煮
トマトソースでチキンや白身魚(タラ等)を煮るのもおすすめです。オリーブオイルを熱し、お肉などを焼く。マリナーラソースと少量の水を加え、あれば白ワインを加えるとおいしいです。マッシュルーム、オリーブの実などを一緒に煮てもおいしいです。煮るのが面倒な場合は、焼いたお肉などにマリナーラソースをかけるだけでもおいしく召し上がれます。

グラタン
マリナーラソースとジャガイモの相性が抜群なので、ポテトグラタンにしてもおいしいです。
- ジャガイモを1cmほどの厚みに切り、耐熱皿に入れふんわりラップをかけてレンジでやわらかくなるまで加熱する。
- 熱したフライパンに合いびき肉(余裕があれば玉ねぎのみじん切りも)をいれ炒める。お肉の色が変わったら、マリナーラソースを加えあえる。
- ジャガイモを耐熱皿に並べ、2.で作ったひき肉を上からかける。
- とろけるチーズをかけ、チーズがとろけるまでオーブントースタで焼く。
ナスを加えたり、ひき肉の代わりに鶏肉を使ってもおいしいです。
チキンパルメザン
トマトソースがかかったチキンカツレツのような食べ物です。揚げ物をしないからとっても楽!チーズもたっぷり使えば食べ応えもばっちりです。アメリカのイタリア系移民に由来しているといわれるこの料理。パスタと一緒に食べるのが本場流です。
- 鶏むね肉を半分の厚さに切り、軽く塩コショウをふる。
- オーブンを230℃(450℉)、15~20分設定で余熱しておく。
- パン粉とパルメザンチーズをよく混ぜる。
- 鶏むね肉に、小麦粉→溶き卵→3.で作ったパン粉ミックスの順でまぶす。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏むね肉を両面こんがりと焼きつける。
- 耐熱皿に5.の鶏むね肉を入れ、マリナーラソース、とろけるチーズ(モッツアレラがおすすめ)の順にのせる。
- オーブンで15~20分焼く。

ライスコロッケ
ひと手間を加えたアレンジレシピです。こちらもチキンパルメザン同様揚げないので、そこまで大変ではありません。
- マリナーラソースをあえたライスコロッケ
- オーブンを230℃(450℉)、10分設定に余熱しておく。
- パン粉をフライパンで軽く炒っておく(弱火で色が変わるまで)
- 玉ねぎ、ベーコンをみじん切りにし、温めたオリーブオイルで炒める
- 2.にごはんとマリナーラソースを加え混ぜ合わせる
- まん丸のおにぎりを作る。真ん中にとろけるチーズを忍ばせるのがおすすめ。
- 1.のパン粉をおにぎりにまぶす
- アルミホイルを敷いた天板にのせ、オリーブオイルを少しかける
- オーブンで10分焼く
- マリナーラソース、ライスコロッケの順に盛り付ける
ドリア
ライスコロッケの簡易版のイメージです。耐熱皿にご飯を敷いて、マリナーラソース、パン粉、チーズの順に振りかけオーブンで焼くドリアもおすすめです。


便利なマリナーラソースを最大限まで楽しみ尽くしたい。そんな気持ちでたどり着いたアレンジレシピをざっくりと紹介しました。使い切りに悩んでいらっしゃる方はぜひ、試してみてください。