今回は、実際に購入したものを中心に、2025年のブラックフライデーについてご紹介するとともに、経験談をもとに考えた2026年のブラックフライデーの挑み方についてまとめてみました。
ブラックフライデーとは
ブラックフライデーは、11月の第4木曜日に行われる「感謝祭」の翌日の金曜日を指します。アメリカではこの日からクリスマスに向けたホリデーシーズン(年末商戦)が正式にスタートするとされており、多くのお店が一年で最も大きな割引セールを実施します。日本でも、Amazonや楽天などの通販サイトをはじめ、ブラックフライデーのセールが一般的になってきましたが、本場アメリカのブラックフライデーは日本とは比にならないほど盛り上がります。
かつてのアメリカでは、深夜0時に開店する店に数千人が列をなし開店と同時に店内に駆け込み、超目玉商品を奪い合うのが風物詩だったそうです。しかしながら近年はオンラインシフトが進み、深夜の行列は減っています。しかし、ネットが主流になっても、実店舗ではその場でもらえる無料ギフトや、店内の高揚感を求めて多くの家族連れが訪れます。
なぜ「ブラック」と呼ぶの?
余談ですが、この「ブラック」という名称には、2つの有名な由来があるそうです。
- 「黒字」の金曜日(ポジティブな説) 多くの小売店が、この日の爆発的な売り上げによって年間収支を赤字から黒字(Black)に転換させることから、この名がついたという説が最も一般的です。
- 「警察の嘆き」から(歴史的な説) 1960年代、フィラデルフィアの警察が、買い物客や観光客で街中が交通渋滞になり、混乱を極めた様子を「真っ暗な金曜日」と呼んだことが始まりとも言われています。
どんなセールか
最近は1日限定のセールではなく、11月全体がセール期間となるブラック・ノーベンバー(黒い11月)へと進化しています。
① アーリー・ブラックフライデー(11月上旬〜)
「当日まで待たなくていい!」というキャッチコピーで、ウォルマートやターゲット、Amazonなどが11月初旬から開始する先行セールです。おもちゃや日用品が狙い目で、大型家電はまだブラックフライデー当日まで値下がりしないことが多いですが、在庫がなくなる前に買っておく層に支持されています。ちなみに、アーリーブラックフライデーのセールをしていても、ブラックフライデー当日以降により大きな割引を行うサイトが多いです。
② ブラックフライデー本番(11月の第4金曜日)
「一年で最も安くなる日」という象徴的な日です。大型テレビ、ゲーム機(PS5等)、高級キッチン家電などの大物が底値を記録します。多くの企業がこの日を休日にするため、街全体がお買い物モードに。実店舗とオンラインの両方で在庫争奪戦が繰り広げられます。
③ サイバーマンデー(翌週の月曜日)
ブラックフライデーの熱狂がオンラインに引き継がれる日です。もともとは休暇明けに職場のPCからオンラインで買い物をする人向けに始まったため、テック製品、ソフトウェア、アパレル、ギフト用品が非常に強いです。近年では金曜日から月曜日までをサイバーウィークエンドとして、4日間連続でセールを行うショップがほとんどです。週末にじっくり悩んで、月曜にポチるという消費行動が定着しています。
購入したもの
kiehls(キールズ)
1. Kiehl’s(キールズ)とは?
キールズは、1851年にニューヨークのイーストヴィレッジで調剤薬局として誕生したスキンケアブランド。薬学、ハーブ、医学の知識を融合させた製品作りが特徴で肌に優しい処方です。お客様の肌に合うものを使ってほしいという願いから、サンプルを惜しみなく提供してくれる点ため、安心して購入することができます。
2.セールの内容
| 項目 | 内容 |
| 全品30% OFF | 公式サイトおよび直営店で、ほぼ全製品が30%割引に(セット品等一部除く)。 |
| 目玉商品 50% OFF | ベストセラーの大型サイズや特定の美容液が、期間限定で半額に。 |
| 豪華な購入特典 (GWP) | 一定額(例:$125以上)の購入で、5点〜8点のミニサイズセットをプレゼント。 |
| 開催期間 | 11月19日頃(アーリーアクセス)〜12月2日(サイバーマンデー直後)まで。 |
ブラックフライデー当日の1週間以上前からほぼすべての品が30%オフとなる先行セールを開始。ブラックフライデーの翌週のサイバーマンデーには定番商品の一部が50%オフといった、よりピンポイントで強力なセールに切り替わりました。
50%オフ対象の商品はクリーム UFCやDS RTN リニューイング セラム(レチノール美容液)やコンセントレート美容液(ビタミンC美容液)等日本でも大人気の商品ばかり。定番商品が2期に分かれて、割引対象になっていました。下記画像は後半の割引で、レチノールなどは前半で50%オフに。

サンプルも大盤振る舞いでした。


ブラックフライデー前から何を買うか迷いもたもたしていたらサイバーマンデーでほしいものが50%オフになったのでラッキーでした。日本にいたころから使用していたものが破格でゲットできてほくほくです。
Smith Teamaker(スミス・ティーメーカー)
1.Smith Teamakerとは
Smith Teamakerは2009年にオレゴン州ポートランドで誕生した、世界屈指のティーブランドです。創業者のスティーブン・スミスは、Stash(スタッシュ)やTazo(タゾ)を世に送り出したお茶界のレジェンドです。彼が人生の集大成として「本当に良い茶葉だけを小規模で届けたい」と始めたのがこのブランドです。日本にも店舗はありますが、日常的に楽しむにはためらう価格。渡米したころからずっと、ブラックフライデーを狙っていました。
ちなみに、Stash(スタッシュ)は私が大好きなリーズナブルな紅茶ブランドです。

2.セールの内容
2025年、アメリカの公式サイトで展開された主な内容は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
| サイト全体 25%〜35% OFF | ホリデー限定品、パントリーフィラー(大容量)、アクセサリーを含むほぼ全ての製品を対象に、割引が実施された。 |
| 期間 | 11月24日頃(感謝祭前)から始まり、サイバーマンデーまで継続。 |

私が購入した商品全体の割引率は28%。ずっと狙っていた商品をお得にゲットできてハッピーです。
友人への贈り物用にも購入しました。


ECCO(エコー)
ECCO(エコー)
1.ECCO(エコー)とは?
ECCOは1963年にデンマークで創業した世界的なシューズ&レザーグッズブランドです。洗練された高品質で歩きやすい靴の他、バッグなどの革小物や、ゴルフ用品を扱っています。アメリカ発のブランドではありませんが普段から愛用しており、ブラックフライデーで安くなるのでは、と注目していたブランドです、
2.セールの内容
| 項目 | 内容 |
| 最大50% OFF | 人気の「SOFT 7」や「BIOM」の一部モデルを含む、対象商品が最大半額。 |
| Buy More, Save More | セール品をまとめて買うとさらに割引(例:$150以上で10%、$200以上で20%追加OFFなど)。 |
| 先行アクセス | 会員限定でブラックフライデーの数日前から先行セールを開始。 |
| 送料無料特典 | $150以上の購入で送料無料。 |
| 期間 | 11月中旬の先行セール 〜 12月初旬(サイバーマンデー以降)まで。 |
普段セールにならない黒のスニーカーですが、200ドル以上で全品20%オフとなるBuy More, Save Moreというセールのおかげで20%オフで購入できました。


もうこれ以外履けない!というくらい愛用しているものをお安く購入できたことは、2025年ブラックフライデーで一番の収穫でした。
安さを理由に白のスニーカーも買ってしまい、やっちまった、、、な気分ですが後悔はしていません!
そのほか日用品
上記のような公式オンラインのほか、安価な紅茶やハンドミキサー、ボディークリームや殺虫剤等の日用品をAmazonで購入しました。元値が安いものではありますが、いずれ購入予定だったものをお得に購入でき家計的には大助かりです。

10月ごろから欲しいものをリストアップ。急を要しないものについてはブラックフライデー購入を先延ばしにしました。
2026年に狙うもの
イギリスを代表する香りのラグジュアリーブランド「Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)」でも、ブラックフライデーのセールを実施していました。気づいたころには売り切れが出ていたため今回は見送りましたが、2026年は事前に購入したいものを決めて、オンラインストアにて購入する予定です。2025年は、商品の割引はないものの、200ドル購入で好きな現品やサンプルを併せて7商品ほどもらえる、お得なセールを実施していました。
また、2025年は旅行に行っており実店舗には一切行っていないので、ショッピングモールなどにも足を運んでみたいです。
実体験から考える、2026年ブラックフライデーの攻略ガイド
1.ほしいものを事前にリスト化する
1年かけてほしいものや好きなブランドをリスト化しておきましょう。
また、「$100以上で25%OFF」「$100以上でノベルティープレゼント」といった仕組みも多いので、共同購入できる友人を見つけておくのもおすすめです。
2.「2025年のセール」を基準にする
2025年のセールデータは、2026年の買い物における最大の武器になります。
- ブランドごとの割引率を把握: 例えば「Kiehl’sは30〜50%」「Smith Teamakerは最大35%」「ECCOは最大50%」といった去年の実績を基準に、「これより安ければ買い!」という判断基準を持つとよいと思います。セール内容を事前に把握しておくことで、底値になるタイミングを見極めることにも役立ちます。
- 「定価」に騙されない:Amazonなどではセール直前に定価を上げ、割引率を高く見せる手法もあります。価格履歴をチェックできるツール(KeepaやCamelCamelCamelなど)を使い、本当にお得かを冷静に見極めましょう。
3. 時期別にセールを使い分ける
最近は「ブラック・ノーベンバー」と言われるほど、11月に入るとすぐにセールが始まります。
- アーリー(11月上旬〜): 在庫が少ないものや、ホリデー限定品はここで確保しましょう。
- ブラックフライデー当日: 大型家電、PC等が最安値になりやすい日です。実店舗は当日の買い物がおすすめです。
- サイバーマンデー: テック製品やソフトウェア、あるいは「ブラックフライデーの売れ残り+さらなる値引き」が狙えます。
4. AIと最新ツールをフル活用する
AIを活用して商品をじっくり選ぶこともおすすめです。
- AIエージェントの活用: 特定のサイト内でお得になる購入内容を決めてもらったり、好きなジャンルからおすすめのサイトを探してもらったりもらったりできます。また、特定の商品の在庫や価格をAIに24時間監視してもらい、条件を満たした瞬間に通知(あるいは購入準備)してもらうこともできます。
- ブラウザ拡張機能: 「Honey」や「Capital One Shopping」を導入すれば、自動でクーポンコードを適用させたり、キャッシュバック率を最大化することが可能です。

ブラックフライデーは、必需品のほか、1年間頑張った自分へのご褒美を賢く選ぶ楽しいイベントです。
アメリカに住んでいるからにはぜひ、この一大イベントに参加してみてください。

