
アメリカに行ったら確実に太るから日本にいるうちに痩せておかないと、、渡米前はそんな風に考えていました。実際に渡米してから約半年、私の体重がどうなったのか、どのようにして体形管理をすればいいのか、私なりの考えをお伝えします。
体重の変化について
もともと普通体形の私。渡米前は162cm50.0㎏(BMI19.05)でした。渡米2か月で2kgほど痩せてそのまま現状維持。今朝の体重は48.2㎏(BMI18.36)です。
最初の2か月はアメリカの食文化に胃腸が追い付かなかったこと(外食した日の夜は胃もたれして夜ご飯の量が少なかったりしました)、アメリカでどれだけ自炊ができるか試してみたかったことなどから体重が減少したように思います。その後、3か月目以降は現状維持を意識して生活しています!
アメリカ生活はなぜ太るのか
なぜアメリカで生活をすると太るのか、について友人と考えてみたのでご紹介します。
1人前の量が多すぎるから
1人前の概念が日本と違いすぎることが挙げられます。日本に比べ多いことがほとんどです。1人前の量が多くても食べきれない分は持ち帰ればOK、というのが当たり前の文化。アメリカ人の方々も、当たり前のように持ち帰ります(しっかり食べきっていて驚くこともありますが…)。
食べきらなくてもいいなら太ることもない、というのは間違い。自分でその場で食べる量を決めることになるので、気づかぬうちに食べ過ぎてしまうことも多くあります。知らぬ間に自分の食べられる量が増えている場合も…

スイーツが甘すぎる&量が多すぎるから
スイーツを頼むと激甘&超BIGサイズで出てきます。食後にちょっとスイーツでも、と思うと1食分のカロリーが届きます。

スーパーのお菓子にも注意
スーパーのお菓子も当然激甘高カロリー&大容量です。また、気軽で健康的♪と思って食べるシリアルもなかなかの高カロリーなので油断できません。2個買うと1個無料!なんて売り方も多いので、つい買いこんでしまうのもアメリカの怖いところです。
間食が増える?
働いていない場合、1日の大半を家で過ごすこととなります。たくさんの食べ物が手の届く範囲にあるため、ついつい間食をしてしまいます。食べることが楽しみの一つである場合や、ストレスの矛先が食べ物の場合は、特に注意が必要です。
カフェで飲みすぎてしまうから
アメリカでレギュラーサイズを頼むと、日本でいうラージサイスのドリンクが出てきます。ミルクや砂糖をたっぷり使ったドリンクにすると、ちょっとした気分転換のつもりが、思わぬカロリーをとることとなります。
こってりした料理が多すぎるから
油たっぷりの濃い味の料理がたくさんあります。肉汁がたっぷりすぎる!チーズの量が贅沢すぎる!何でもかんでもバターで炒めたり油で揚げたりしすぎている!そんな食べ物がたくさん。おいしいですが、食べすぎに注意です。
サラダでさえ高カロリー
油たっぷりのドレッシングのほか、チーズやナッツ、鶏肉などがたっぷり乗った高カロリーなサラダがたくさん。例えばコストコのサラダは、710キロカロリー。今日はヘルシーにサラダを!と注文すると、思わぬ誤算となることもしばしば。

ファストフードが身近すぎるから
ハンバーガーにピザ、ホットドッグ。安くてすぐに手に入る食べ物は高カロリーなものばかり。
ファストフードや冷凍食品であればチップを払う必要もないので、つい気軽に利用してしまいます。

炭酸ジュースを飲む機会が増えすぎるから
アメリカでソフトドリンクといえば甘い炭酸ジュースです。定番は、コーラやスプラウト、ジンジャーエールにレモンネード(炭酸ではないですが)など。それらを大きな容器にたっぷりと注ぎます。ファストフード等、味の濃い食べ物にぴったり。ついおかわりまでしてしまうように。スーパーにも様々なおいしくて甘いドリンクがあり、ついつい習慣になってしまいます。
ちなみに、甘くない飲み物は水か、あればアイスティー(Unsweetかどうか確認を)ぐらいです。
パーティーで食べすぎるから
BBQにタコスパーティーにピザパーティー(ドーナツ付き)。集まって好きなだけ食べて飲んでをするのが大好きなアメリカ。今日ぐらいは、と思っているうちに食べられる量が増えていることも…

車社会すぎるから
基本的に車社会なので、歩こう!運動しよう!と思わなけば日本にいたころより運動量が減っていきます。ジムに行くにも運転する必要があったりして、自然と運動する習慣が遠のきます。自分の体力が落ちていることに気がつくきっかけもあまりありません。
周りの恰幅が良すぎるから
周りのアメリカ人たちの恰幅が良すぎるので、体形に関する考え方が変わっていきます。
どうすれば太らないのか
お子さんがいらっしゃる場合等は話が変わってくるだろうなと思いつつ、私なりに注意していることなどを共有します!
頑張って自炊をする
日本の調味料は高価ですが、外食するよりは安いと割り切って購入しています。そもそも近くにない場合はネットスーパーを利用するのも一つです。購入は最低限に抑えたい、という場合はしょうゆ、めんつゆ、だし、ごま油、カレールウ、塩昆布がおすすめです。
例えばめんつゆがあれば親子丼も和風パスタも肉じゃがも現地のスーパーで調達できる食材で作れます!自炊が得意でない方にも、親子丼、野菜のごま油塩昆布和えはおすすめです!
そのほか、どのスーパーでも手に入る食材で作るのであれば、トマトソースを使用したパスタや、オムライス、タコシーズニングを使用したタコライス等もおすすめです。
外食にルールを設ける
外食にルールを設けるのもおすすめです。私のルールは、極力外食は一日一食まで。お出かけなどでどうしようもない場合は、片方をベトナム料理にすると、比較的ヘルシーです。
また、食べきれない分を持ち帰れば次のごはんの準備が楽♪と思うことで、食べすぎが防止されている気がします。
ターキーやエビ、赤身肉を選ぶ
少しでもヘルシーになるよう、ターキーやエビ、赤身肉を選ぶこともおすすめです。白身魚(に限った話ではないですが)は揚げ物で結局高カロリー、ということもあるので調理方法にも注意が必要です。
低脂肪乳やアーモンドミルクを選ぶ
日本で低脂肪乳やアーモンドミルクが選べるのはスターバックスや一部のカフェだけですが、アメリカではどんなカフェでも大抵ミルクの種類が選べます。カロリーを抑えるために低脂肪乳(2%milk等)やアーモンドミルクを選択し、甘さ控えめ(less suger等)でお願いすることで量はそのままに、カロリーを抑えることができます。

果物を食べる
スイーツが大好きな方や間食をしてしまいがちな方の場合、ぐっとこらえて果物に置き換えるのもおすすめです。ぶどうやブルーベリー、アメリカンチェリーなどは手に入りやすいです。もちろん食べすぎには注意ですが、スイーツやチョコレートよりはましなはずです。

無糖の炭酸飲料を買う
アメリカには無糖のフレーバー炭酸水もたくさん売っています。外食時の炭酸飲料は時々許すとして、家でのリフレッシュに無糖のフレーバー炭酸水を常備するのもおすすめです。
パーティーは割り切る。前日か翌日に調整する。
パーティーに誘われた場合は、割り切って参加。すべてを忘れて好きなだけ食べてよいと思います。その代わり前日か翌日は全体量を気持ち少なめ、野菜多めに。朝食などには、無糖ヨーグルト×ブルーベリー×オートミールの組み合わせもおすすめです。
家の中で少しだけでも運動する、習い事をする
YouTubeでエクササイズ動画がいくらでも見られるこの時代、とても便利です。私も、何とか気持ちを奮い立たせて、1日1分、10秒、ストレッチだけでもいいからと身体を動かしてみるようにしています。
ヨガやスンバなどの習い事をすれば、気もまぎれ、友人も増え、運動習慣も身につくので一石三鳥です!ちなみにズンバは世界180ヶ国以上で、1,500万人以上の人に楽しまれているラテン系のダンスフィットネス・エクササイズです。

体重を測る
基本的なことですが、体重を測ることで、客観的に自分の体形を認識することが大事です。環境によって狂いそうな体形の基準に左右されず、体形管理ができるはずです。

一時帰国が一番太る!?
友人曰く、一時帰国が一番太るとのこと。限られた期間でおいしい日本食を味わいつくさねば!と思うのだそう。私も同じような未来が待っているだろうなと予感しています。

今回は痩せたまま現状維持できましたが、また半年後ぐらいに変化をご報告する予定です。