
こんにちは、コハルです🌸海外引っ越しの際に悩むことの一つに、家電の選別があります。
今回は、実際にアメリカで生活してみて感じたことをもとに、おすすめの家電を紹介します。
持ち込み家電検討の前に確認したいこと
アメリカ賃貸備え付け家電
アメリカの家にはもともと以下の家電が備え付けられていることが一般的です。駐在員の場合は前任者から家電を譲り受ける場合もあるので、それらも考慮して、もっていくものを決めることをお勧めします。
- 冷凍庫、製氷機付き冷蔵庫
- コンロ
- 電子レンジ
- オーブン
- 食洗器
- ディスポーザー(生ごみ処理機)
- 洗濯機、乾燥機
- エアコン
家電を持ち込む際の注意点
新品で高額な家電は税関で申告・課税対象になる可能性があります。新品のものは一度使う、箱から出す等してから持ち込むことをおすすめします。
また、次項で紹介するように、日本とアメリカでは電圧が異なります。変圧器を経由しても、日本で使うよりも壊れやすい可能性がある点に注意が必要です。なお、海外仕様では保証が効かない場合もあります。渡航前にメーカー保証の適用範囲を確認しておきましょう。
おすすめ家電
変圧器
日本とアメリカでは電圧が異なります。日本は100V、アメリカは110〜120V。110V~120Vに対応していない家電を使用する場合は変圧器が必須です。家電の対応電圧は家電本体やプラグ、アダプタに書いてあるので、渡米前に確認しておきましょう。
必須条件は110-130V、ダウントランスです。ワット数は持ち込む家電によりますが、1500W以上をおすすめします。参考までに、炊飯器やホットプレートは1200Wほどです。
炊飯器
アメリカでも炊飯器は購入可能です、しかし、価格が割高なうえ、種類が少なく好みの炊き加減の炊飯器に出会えるかわかりません。お米はアメリカでも気軽に購入することができます。おいしいお米は本当にモチベーションにつながりますので、強くお勧めします。
ごはんはあまり食べない、あまり大きな家電を持ち込みたくない、という方には以下のお弁当型炊飯器もおすすめです。15分足らずで、ちゃんとおいしいごはんを炊くことができます。
ホットプレート
アメリカでもホットプレートは売っています。しかしながらたこ焼きや鍋等もできる多機能なものはなかなか売っていません。
以下の商品は、直火OKの鍋も付いておりお勧めです。一台でたこ焼き、パンケーキ、焼き肉、鍋等が気軽にできるので便利です。友人とのパーティーでも活躍します。
オーブントースター
アメリカの家には、基本的に備え付けのオーブンがありますが、とても大きいため予熱に時間がかかります。気軽にパンやお餅を焼きたい時に、トースターが役立ちます。また、アメリカでは冷凍ピザが安く手に入るので、冷凍ピザを気軽に食べたいときにも便利です。
ホームベーカリー
アメリカのパンは硬く、おいしくない、と聞いていたので持ってきました。しかし実際に来てみると、台湾系、韓国系のおいしいパン屋さんが進出しており、ホームベーカリーは必須ではないと感じています。
しかし、以下の理由により個人的には持ってきてよかったと思っています。また、地域によっては日本人好みのパンが手に入らない可能性もあります。
- わざわざ車で買いに行くのが面倒
- 安くはない
- 小麦粉が気軽に手に入る
- パンが好き、焼き立てのパンはおいしい
- 新しい趣味として、パンを焼くのが楽しい
私が購入したホームベーカリーは以下のパナソニック社のものです。上位モデルも検討しましたが、0.6斤のコンパクトサイズが焼けることや、日本に持ち帰っても邪魔でないことを考えて、こちらの商品にしました。
パソコン
アメリカのパソコンはキーボード配列が若干異なります。慣れれば問題ないとは思いますが、買い替え予定のある方は日本で購入してから持参することをおすすめします。
折り畳み電気ケトル
海外対応(変圧器不要)の小さく折りたためる電気ケトルです。旅行にも持っていくことができるので、とてもおすすめです。700gと比較的軽量で、200mlで3分、600mlで7分ほどで沸騰します。
掃除機
アメリカの掃除機はサイズも音も大きいものが多いです。我が家の掃除機は大きすぎて、家具の下に入りません。また、アメリカの家は広いので、コードレスタイプがおすすめです。海外対応のコードレスタイプをすでにお持ちで、荷物に余裕がある場合はもっていくことをおすすめします。
なお、ダイソンはアメリカでも買うことができますが、日本で購入したほうが割安です。ただし船便に入れてしまうと2か月手元にない状態になるので注意しましょう。
そのほか
普段から使用している家電も、海外対応(110-130Vに対応)のものや、海外対応ではないものの使用頻度が高くなく変圧器を経由することが手間にならないものは持っていくことをおすすめします。
ドライヤー
我が家は海外対応のものを持っていなかったのでアメリカで調達しました。ドライヤーは使用頻度が高いので、変圧器の使用を前提に海外非対応のものを持っていくことはおすすめできません。海外対応のものを買うか、アメリカで調達しましょう。
ヘアアイロン、美容家電
海外対応のものが多く売られています。お手元のものを確認し、海外対応であればもっていくことをおすすめします。
ミキサー、自動調理ポット
ミキサー、自動調理ポットともに我が家のものは海外非対応ですが、使用頻度が高くないので、変圧器を経由して使用しています。
アメリカではポタージュスープに出会えません。こちらの商品(自動調理ポット)は、具材を入れて放置しておくだけでおいしいポタージュやパスタソースができるので重宝しています。離乳食づくりにも便利とのことです。
ミシン
趣味の一環として、ミシンもおすすめです。私は持ってきませんでしたが、日本にはない生地なども売っているので、使い慣れたミシンを持ってくればよかったなあと思っています。
モニター、ゲーム機、Bluetoothイヤホン
すでにお持ちの場合は、とりあえずもっていくことをおすすめします。

以上が実際に生活してみて感じた、日本から持っていくべきおすすめの家電たちです。必要なものは駐在期間や駐在先、ライフスタイルにより異なりますが、参考になりましたら幸いです。