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【海外赴任】アメリカビザ面接体験記-持ち物、服装、当日の流れ、質問内容-

渡米準備

こんにちは。コハルです🌸今回は渡米準備ビザ面接編について、私自身の体験談を交えながらご紹介します。

服装はどうする?何を聞かれるの?といった疑問や不安の解消に少しでもつながるよう、お届けできればうれしいです。

私たちが取得したビザはLビザ(社内転勤者用)です。もともと夫が先に単身赴任しており、任期の延長ととともに私の帯同が決まったので、夫と私は別々にビザ面接に行っています。以下では、東京都赤坂にある在日米大使館でのL1ビザ(就労者本人用)、L2ビザ(配偶者用)の面接内容をそれぞれ記載しています。

持ち物

必要書類はビザにより異なりますが、以下のようなイメージです。

原則全員必要Lビザ申請で必要な書類の例
・DS-160確認ページ
・有効なパスポート
・過去10年以内に発行された古いパスポート
・証明写真
・面接予約確認ページ
・I-129S
・I-94
・I-797
・辞令
・給与証明
・戸籍
・学歴証明、成績表

また、大使館にて持ち込み不可の荷物が定められているため注意が必要です。詳細は、ご来館前の注意事項(在日米国大使館と領事館)をご覧ください。

持ち込み可持ち込み不可
・スマートフォン1台
・小さめのかばん(25cm×25cm以下)
・申請関連書類を入れる透明なクリアフォルダー
・傘(荷物検査前に外の傘立てに置くこと)
・ベビー用品(ミルク・おむつ・お湯など)
・ベビーカー(待合室の外に保管場所あり)
ノートパソコンなどの電子機器
・25cmx25cm以上の大きなかばん
・食べ物と飲み物
・エアゾール缶
・煙草、葉巻、マッチ、ライター
・はさみやナイフ、爪やすりなどの刃物
・全ての武器、凶器、火薬、爆発物

上記に記載はありませんが、充電式イヤホンとスマートウォッチは持ち込みできました。ただし、これらを含め予想外のものが不可となる可能性もありますので、基本的にはかばんの大きさにかかわらず駅のコインロッカーなどに荷物を預けてから大使館・領事館に向かうことをおすすめします。

服装

特に指定はありません。私は私服で行きましたが、スーツやオフィスカジュアルの方も多く見かけました。極端にカジュアル過ぎなければ、普段の落ち着いた服装で大丈夫だと思います。

当日の流れ

所要時間はL1ビザの夫が2時間、L2ビザの私が1時間半程度でした。

私は予約時間の20分ほど前に到着しましたが、すでに10人ほど並んでいました。また、早く着いたとしても予約時間になるまで入館できません。待ち時間は短くはないため、真夏や真冬に面接を予定されている方は日焼けや防寒対策も検討してください。

ちなみに、中に入ってからも待ち時間はありますが、基本的に室内(一部外に並ぶ可能性あり)での待機です。スマートフォンの操作も可能ですので、苦ではありませんでした。

セキュリティチェック

入口で手荷物のX線検査を受け、金属探知ゲートをくぐります(空港の保安検査と同じです)。事前に、電子機器をトレイに入れるよう指示されます。日本語での応対でした。

受付、予約確認

大使館の入り口で予約確認と簡単な書類チェックを行います。日本語での応対でした。

  • DS-160(顔写真付きの書類)のバーコードをスキャン
  • 必要書類の確認(必要なものがそろっているか、書類の並び順は正しいか)

この際、写真に不備があった場合などはすぐそばにある証明写真ボックスで撮影が可能なようでした(有料)。

書類確認

受付後、部屋に通されます。一つの部屋で書類確認、指紋採取、面接まで行われます。オープンなスペースで、アクリル板のある窓口がずらっと並び、申請者は整列して待機、空いた窓口に順番に進みます。厳かな雰囲気を想像していましたが、チケットカウンターのようで意外でした。

まずは書類一式を渡して、チェックを受けます。登録済みの写真に問題がない場合、持参した証明写真は返却されます。こちらも日本語での応対でした。

手数料の支払い

L1ビザの夫は、手数料として500ドルを支払いました。

指紋登録

再び列に並び、次は指紋登録です。案内に従い、両手計10本の指紋を登録します。指紋の登録方法はわかりやすいイラストが掲示されているほか、わからなければ日本語でわかりやすく教えてくれます。なお、以前Lビザを申請したことがあるかも聞かれました。私は初めての申請でしたが、2回目以降の場合は割愛できるのかもしれません(個人的な憶測です)。

※同様の機械がアメリカ入国時のイミグレーションにありますので、登録方法を覚えておきましょう。

Haru
Haru

指紋の登録が終わると、いよいよ面接です。

面接(英語or日本語)

これまで同様、アクリル板を隔てたカウンターでの面接です。待ち時間に別の方がの流ちょうな英語で面接を受けていらっしゃるのが聞こえてきたので、ものすごい不安に襲われましたが、あっけなく終わりました。

L1ビザ(夫)の場合

かなり準備して挑みましたが、難しい質問はありませんでした。とはいえ、備えあれば憂いなしです。

・会社の名称や事業内容は?
・普段どんな仕事をしているのか?
・アメリカではどんな仕事をするのか?
・どの都市に行くのか?
・いつからいつまで行くのか(期間)?

全部で5分程度、終始英語で話したそうです。

L2ビザ(私)の場合

何も聞かなくてもいいけれど、形式的に聞いている、という印象を受けました。

・この人(夫のVISAコピーを指して)は夫か?
・どの都市に行くのか?

全部で2分程度。英語と日本語を交えながら話してくれました。

面接終了時には、面接官からビザを承認すること、1週間程度でビザができることが伝えられ、パスポートが回収されます。

ビザの申請状況はビザ申請状況を確認する(USTravelDocs)にて確認可能です。

ビザの受領方法について

東京または大阪でビザの申請を行った場合、ビザの受領方法は以下の2つです。詳細はパスポート/ビザの受領場所と時間帯(USTravelDocs)をご確認ください。

  1. 郵送による受け取り(プレミアム配達)
  2. 直接受け取り(CGI Federal文書配達センターでの受け取り)

1の「郵送による受け取り(プレミアム配達)」を利用する場合は、一人あたり3,410円の手数料が発生します。私は、面接6日後にレターパックで届きました。

2の直接受け取りの場合は、ビザ完成後に受領予約が必要なので、実際にビザを受け取れるのは早くても面接10日後以降と考えていいと思います。夫もそうでした。メールで完成通知を受けたのち、ビザの受領日時を予約。予約当日は身分証をもって、時間通りに「CGI Federal文書配達センター(普通のワンルームマンションの一室です)」へ向かいます。予約の日時に受け取れなかった場合は、自動的にプレミアム配達に切り替わるようなので、注意が必要です。

最後に、アメリカ大使館・領事館が公開しているビザ面接の手順動画を共有します。イメージしやすいと思いますので、ぜひ視聴してみてください。

以上がビザ面接当日からビザ受領までの流れです。

緊張する瞬間も多くありましたが、準備さえすればきっと大丈夫。

私の体験が、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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