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【渡米準備】海外引っ越しの荷物について解説!航空便、船便で送れないものは?

渡米準備

荷物の仕分けが必要なのはわかっているけれど、何から手を付けたらいいかと悩んでいませんか。本投稿では、仕分けの考え方、航空便や船便のルール、実際に私がどう仕分けたかなどをご紹介します。

基本の考え方

基本的な荷物の分け方は、1.当日荷物(手荷物、預入荷物)、2.航空便(到着まで2週間ほど)3.船便(到着まで2~3か月ほど)4.保管(実家やトランクルーム)、5.処分の5つです。

まず初めに、以下の通り分類しました。

・赴任先にもっていくもの
  ・すぐに使うもの=当日荷物
  ・食料品、医薬品=当日荷物
  ・1か月以内にはほしいもの=航空便
  ・急がないもの=船便
・日本においておくもの
  ・大切なもの、高価なもの、帰国時に使いたいもの=保管(実家等)
  ・大型のもの、しばらく使わないもの=保管(トランクルーム)
・処分するもの=処分(廃棄、売却)

また、このほか、手段により持ち込み不可のものが定められているので確認します。次の項目で詳しく説明します。

航空便、船便に入れられないもの

委託する引っ越し業者さんよりガイドラインなどをもらえると思いますが、航空便・船便に入れられないものが決まっています。引っ越し荷物に入っていると没収されてしまう可能性があるので注意しましょう。

引用元:海外引越のお荷物について | クロネコヤマトの海外引越 | ヤマト運輸株式会社

このほか、食品、医薬品等の口に入れるものは入れることができません。また、除光液やマニキュアも送ることができない(業者によるかもしれません)ので、当日スーツケースで持ち込む必要があります。

また、新品の家電や、大量の消耗日用品は関税の課税対象とみなされる可能性があるので注意してください。

赴任先へもっていくもの

赴任先へ荷物を持っていく4つの方法について、それぞれご紹介します。

航空便

航空便は2~3週間程度で届きますが、その分費用が高いです。私は、到着後1か月以内に必要なものかどうかを目安に判断しました。到着してすぐに必要なものを買い集めるのは案外難しいです。「着いてから買えばいいか!」が通用しない場合もあるので、日常的に使用しているものは航空便に入れることをお勧めします。

私は、衣類や布団類、キッチン用品、一部家電などを入れました。

船便

船便は安く大量に送れるメリットがありますが、到着まで2~3か月を要します。

私は家具・家電などの大きいものや直近で使用しない衣類や日用品、本等を入れました。

預入手荷物(スーツケース)

航空便や船便で送れないもの、到着後すぐに使うものを入れます。

・食料品、調味料(※原材料に「肉」を含まない)
・医薬品
・衣類
・日用品
・衛生用品
個人的に持ってきてよかったと思うものをご紹介

少しでも多くの食料品を持ち込みたかったためかなり吟味しましたが、調理器具(まな板や包丁、ピーラー、食品用ポリ袋等)、洗濯ネット、爪切りなどはスーツケースに入れて持ってきてよかったものです。そのほか、少し変わり種ですが、紹介します。

ご飯が炊けるお弁当箱

最短14分でちゃんとおいしいご飯が炊けるお弁当箱です。849gと軽量で、スーツケースを圧迫しません。炊飯器を船便に入れた方にお勧めです。これがあれば2~3か月お米を我慢する必要も、お鍋でご飯を炊く必要もなくなります。なぜか夫は変圧器なしで1年以上使用していますが、基本的には100Vのため変圧器が必要です。ご注意ください。

②折りたたみ電気ケトル

700gと軽量、小型ながら300mlのお水が3分ほどで沸騰します。変圧器不要で使用できます。あると大変便利です。

機内手荷物

預入手荷物に入れられず、機内手荷物で持ち込むべきものは以下の通りです。

・現金
・貴金属
・リチウムイオン電池内臓の電子機器(パソコン、携帯充電器、カメラ等)

国内で保管するもの

赴任先に持っていけないもの、持っていく必要のないものを手元に残しておきたい場合の方法としては、トランクルームを契約する、実家等に送る方法等が考えられます。

トランクルーム

海外引越のプランに組み込まれている場合は、そちらを利用しましょう。海外引っ越し業者のトランクルームは温度や湿度が保たれている場合が多く、安心して預けることができます。ただし、気軽に出し入れできない場合が多いので注意が必要です。

実家など

頼ることのできるご家族や友人がいらっしゃる場合は、頼ってしまうのも一つです。私も、高価なものや、保管に注意が必要なもの(布団や楽器等)、帰国時にすぐ使いたいもの等は実家に預けました。

処分

不要なものを処分する場合は、①売却、②譲渡、③廃棄等の方法が考えられます。

私もメルカリやジモティーなどを活用して不用品を処分しました。なお、粗大ゴミに出す場合は、早めの予約をしておきましょう。

引っ越し体験記

簡単にですが、実際の引っ越しの様子についてご紹介します。

1.下見

引っ越しの3週間ほど前に引っ越し業者の方に下見に来てもらい、荷物の総量をチェックしていただきました。その際、仕分け用に段ボールを置いて行ってくれました。

2.仕分け

引っ越し当日まで、必死に荷物の仕分けを行いました。梱包は行わず、あくまで段ボールにざっくりと分けておくだけです。また、壊れた時の保険用に何をどのくらい送るか、Excelでリストを作成しました。

3.当日

当日は、業者の方が梱包作業、運び出し作業をしてくださいました。荷物の中に送ってはいけないものがないかをチェックしたり、家電の型番を控えたり(アメリカに送る際には型番の明記が必要だそうです。)、取扱注意のものを緩衝材に包んだりをすべて業者の方が行ってくださいます。私がしたことといえば、どこに送る荷物かを指示する程度です。荷物が少ないこともあり3時間ほどで終わりました。

対応は正しいか、足りないものはないかなど不安になりましたが、何とか問題なく引っ越し手続きを終えることができました。業者の方にも相談しながら、気負いすぎずに取り組んでください。

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