アメリカに来て驚いたことの一つに、ソーセージの種類の多さがあります。今回は、アメリカで買えるソーセージについて、ご紹介します。
原材料の違い
日本ではポークソーセージ(ウインナー)が一般的だと思います。シャウエッセンも香薫もアルトバイエルも豚肉からできています。
しかし、アメリカのソーセージは豚肉だけではありません。ビーフ、チキン、ターキーと様々なお肉から作られたソーセージが売られています。豚肉が主流なことは日本と同じなようで、豚肉から作られたソーセージには、Porkの表記は書かれていないか、書かれていても文字が小さいことがほとんどです。

ビーフソーセージは、ポークに比べ肉肉しく、硬めで、食べ応えがありました。一度買ってみましたがなんだかんだポークが一番好きなので、基本的にはポークを購入しています。


初めてスーパーで見かけたときは、Porkの表記が目に入らず、日本で食べていたウインナーが豚肉のものだったかの自信がなくなるほどの衝撃を受けました。
フレーバーの違い
日本では、シンプルに燻製されたソーセージが主流です。少し変わっているものでもチーズや、レモン&ハーブぐらい。しかし、アメリカではもっとたくさんのフレーバーソーセージが存在します。
日本ではめったに見かけない(Johnson Ville-ジョンソンヴィルでは売っているようです)ハラペーニョやガーリックは様々なメーカーから出ています。


また、チーズもチェダーチーズだけでなく、ゴーダチーズ、パルメザンチーズ等、使用されているものは様々です。


特に驚くのは、甘いフレーバーの多さ。アップルシナモンに、ブラウンシュガー&ハニー、パイナップルベーコン、スパイシーマンゴー。さすがはフライドチキンワッフル、メープルベーコンドーナツの生みの親、アメリカ。一般的に甘いソーセージは朝食に食べられるようです。
試しに買ってみたいと思いつつ、ワッフル、ドーナツともに苦手だった私は、量の多さに怯み購入を保留にしています。そもそも全体的に1パックの量が多いので、通常のソーセージでさえ消費に苦労する中、苦手かもしれない味にチャレンジするのはなかなかの勇気が必要です。(次こそ、買うぞ!と思っています。)




パッケージングの違い
これまでご紹介してきたフランクフルトサイズのソーセージがスタンダード。5~10本入りが多いです。そのほか、朝食(Breakfast)用に小さめ(日本でいう普通サイズぐらい)のものや、スライスされたものが売られています。いずれも真空パックのような形で売られていることがほとんどです。



今回紹介したのは、Johnsonville 、Aidells、Holmes 、mokehouseのソーセージです。たくさんの種類があって楽しいので、アメリカのスーパーへ行かれた際はぜひソーセージ売り場にも足を運んでみてください。