夫が出張でしばらく家を空けるので、それなら、とアメリカ国内を一人で旅行してきました。今回は、アメリカ旅行について、都市の選び方やおすすめの持ち物などをご紹介します。

アメリカ初心者による、初心者のための一人旅のススメです。どなたかのお役に立てばうれしいです。
旅行先選び
車の運転に慣れてきたとはいえ、さすがに知らない土地で運転するのは怖いので、公共交通機関、Uber、徒歩で楽しめる都市に限定して旅行先を絞りました。運転なしで楽しめる候補としては以下の都市が挙げられます。
- ボストン
 - ニューヨーク
 - ワシントンD.C.
 - シカゴ
 - ラスベガス(グランドキャニオンのツアー有)
 - ロサンゼルス
 - サンフランシスコ
 - ポートランド
 - シアトル
 - (ハワイ)
 
ホテル選び
アメリカのホテルは人数ではなく一部屋単位で価格が設定されているので、一人旅をすると割高になってしまうという特徴があります。できるだけ旅費を押さえたい気持ちがありますが、英語が不慣れなうえ女性一人で旅をするのはさすがに怖いので普通の個室ホテルに泊まることに。観光のしやすさだけでなく、安全性も考えて、主要駅のすぐ近くを選びました。
アメリカ旅行であると嬉しい持ち物
通常の旅行に必要なもののとは別に、アメリカ旅行であると便利!と私が思ったものをご紹介します。
- 現金
 
アメリカでの決済はクレジットカードが基本ですが、駅で切符を買う際、チップを支払う際等に備えに少し現金を持っておくと安心です。また、1、5ドル等小さめの通貨も用意しておくことをお勧めします。
*切符について
機械が古いせいか、クレカがうまく反応しない場合があるため現金を持っておくと安心です。私の場合、クレカがデビットカードと認識されたのか使用できず(本来求められない暗証番号4桁を求められ入力しても反応せず)、現金が活躍しました。ただし、最近はクレカのタッチ決済で支払えたり、アプリでチケットを購入できたりするので、そもそも切符を買う必要がない場合もあります。また、おつりが出ない機械もあるので注意が必要です。
*チップについて
最近はレストランでのチップはお会計の際にクレカで支払える(もちろん現金でもOK)ので、現金でチップを支払う機会は多くはありません。とはいえ、ホテルやタクシー等で必要になる場合に備え、1ドル等小さめの通貨を用意しておくと安心です。
- スリッパ、パジャマ
 
アメリカのホテルには基本、スリッパやパジャマが備えられていません。ホテルでくつろぎ、旅の疲れを癒すためにもスリッパとパジャマはマストアイテムです!
- 歯ブラシや綿棒等の使い捨てアメニティ類、ヘアブラシ
 
アメリカのホテルは、日本ほどアメニティが充実していませんので、持っておくと安心です。なお、シャンプーやリンス、ボディーソープ、タオル、ドライヤーは置いてあることが多いです。
- 基礎化粧品(保湿重視)
 
前提として、アメニティとして化粧水等の基礎化粧品は用意されていないことが多いため、必ず持参するようにしてください。また、旅行先によっては、硬水だったり、乾燥しやすかったりするので、保湿重視で基礎化粧品を持っていくことをおすすめします。食生活の乱れや疲れも影響して、肌が荒れやすいです。
- エコバッグ
 
買い物した際のビニール袋が日本に比べ破れやすいため、マイバッグを持っておくと安心です。また、食べ物のテイクアウトの際、ボックスそのままや、取っ手のない紙袋に入れて渡されることがあり、持ち歩きに苦労することも。様々な場面で地味に活躍するので、エコバッグを持っておくと便利です。
- カップ麺等即席ごはん
 
アメリカのごはんに飽きたり、食べるものの調達が面倒になったりした際に活躍します。また、お昼ごはんを食べすぎてしまって夜1食はいらないけれど少しだけ食べておきたい、という時にも重宝するのでおすすめです。
ちなみに、アメリカのホテルには電気ケトルが置いていないことが多いです。部屋や共有スペースにコーヒーメーカー等があればお湯を調達できますが、不安な場合は海外対応の折り畳み電気ケトルもおすすめです。

- ドラム式で使用できる洗濯用洗剤と洗濯ロープ等の各種洗濯グッズ
 
旅行が長くなる場合、旅の途中で洗濯の必要に駆られる場合があります。ランドリーマシンが利用できるホテルもあるので、ドラム式洗濯機で使用できる洗濯用洗剤があると役立ちます(縦型は泡が出るのでNG)。ランドリーマシンを使用できる場合は、乾燥機もあるはずなので不要ですが、手洗いで賄う予定の場合は、洗濯ロープや洗濯ばさみ、折り畳みのハンガーなどがあると安心です。
私の愛用のグッズは以下の通りです。すべてダイソーやセリア等の100円均一で調達しました。

- 緩衝材
 
アメリカはご当地グッズが本当に多く、つい欲しくなってしまうのがマグカップ(私だけかもしれませんが…)。そのほか、瓶詰のおいしそうな食品を発見した場合等に備え持っておくと意外と役立ちます。場所は取りますが、使わなかった場合は、ホテルで捨てることもできます。
注意点
空港での注意点
- 身分証が必要
 
18歳以上のすべての人は、アメリカ国内線であっても保安検査の前に身分証の提示が必要です。保安検査の前に、航空券と身分証を用意しておくとスムーズです。
- 国内線でも水が持ち込めない
 
日本の国内線では100mlを超えるサイズであってもペットボトル飲料が持ち込めますが、アメリカでは国内線であっても持ち込むことはできません。液体については国際線と同じ規定で、100ml以下で規定サイズのジップロックに入れられるもののみ持ち込み可能です。私は、のペットボトルを持ち込み、保安検査後に給水機でからのペットボトルに水を入れ、機内へ乗り込んでいます。
- 預け入れ手荷物は追加料金
 
ユナイテッド等のフルサービスキャリアであっても、アメリカ国内線で預入手荷物に追加料金が発生する場合があります。座席のグレードや会員ステータスにより異なるので事前に確認しておくと安心です。事前に預入手荷物を指定する場合、当日に手続きをするよりも安く預け入れることができるので、大きなバッグを持ち込むことが確定している場合は前日までに申請を済ましておくことをおすすめします。
ホテルでの注意点
- チェックインの際には身分証+クレカが必要
 
チェックインの際には、身分証としてのパスポートのほか、クレジットカードの提出も求められます。インターネットでの事前決済が済んでいても基本的には必要です。クレカの提出は、万一の際の支払い保証のため。クレカを持っていない場合は現金が求められる場合もありますが、通常何もなければ返還されます。クレカの場合も、必要以上に決済されることはありません。
- 予約時よりも高い料金が請求される場合も
 
予約時の部屋代に加えて、税金やサービス料が別途請求される場合があります。予約時に別途必要になる旨が記載されていることがほとんどですが、見逃してしまうと予算をオーバーする可能性もあるので、十分に確認のうえ予約をするようおすすめします。
- ミニバーの商品は動かすだけでも料金が発生する場合も
 
部屋内のミニバー(有料のドリンクやお菓子)は通常、消費した場合のみ料金が発生するイメージがあるかと思います。しかしながらホテルによっては動かしただけで料金が請求されるので注意が必要です。特殊な機械が設置されており、注意書きもあるので問題ないとは思いますが、ミニバーの商品に触る前には、よく確認することをおすすめします。
- アメニティが少ない
 
前述の通り、アメニティが充実していないので、注意が必要です。冷蔵庫がない部屋まであります。ごはんの持ち帰りは冷蔵庫に冷やしておけばいいや、と思ったら冷蔵庫がなくて腐らせてしまった、なんてことも。また、ビールを買って部屋で冷やして飲むぞ!と思っても冷やせない可能性もあるので、事前に冷蔵庫の有無は確認しておくと安心です。
お酒に関する注意点
- 飲酒は21歳から
 
アメリカのほとんどの州では、お酒が飲めるのは21歳以上と定められおり日本と異なるので注意が必要です。また、明らかに21歳を超えている方でない場合、お酒の購入時には身分証の提示が求められるので、お会計の前に準備をしておくとスムーズです。
- 公共の場での飲酒は厳禁
 
公共の場での飲酒はレストラン等限られた場所でのみ許される行為です。公園や駅、電車内で飲酒をしないよう気を付けましょう。
- ビールは6本入りが一般的
 
多くのスーパーではビールは4~6本入りが一般的です。1本単位での購入を希望なさる場合は、wholefoodsやセブンイレブン、リカーショップ、Walgreensなどの薬局で探してみてください。私はいつもwholefoodsに駆け込みます!

いかがでしたでしょうか。実際に一人旅に行ってみた体験記については、また後日公開します。

  
  
  
  
