
アメリカのスーパーには、本当にたくさんの種類のヨーグルトが店頭に並んでいます。どれを買えばよいか悩むこともしばしば。そこで、おすすめのヨーグルトを紹介します!
アメリカのヨーグルト事情
アメリカでは、固めで濃厚な食感と味わいが特徴のギリシャヨーグルトが定番。たんぱく質が豊富でおなかにたまりやすく、健康的な食品として人気を確立しています。また、日本のように乳酸菌の種類がパッケージに表記しておらず、その代わりに、カロリー、プロテイン量、脂質割合、砂糖不使用などといったヘルシーダイエット食品として強調したパッケージのものを多く見かけます。
日常的に食べるならChobani!
日常的に召しあがる場合は、価格が手ごろでセールになることも多いChobaniがおすすめです。Chobaniはアメリカでもっとも売れているギリシャヨーグルトのメーカーです。2005年にクルド人のハムディ・ウルカヤ氏がニューヨークで創始した乳製品企業で、2016年には全米ヨーグルトシェア一位を獲得しました。保存料、人工甘味料、人工香料不使用で安心です。
最近食べたChobaniヨーグルトを、写真を交えてご紹介します。
プレーンヨーグルト907g Kroger定価6.99ドル
無糖のプレーンヨーグルトです。我が家ではこの商品が定番。オートミールやフルーツを加えていただきます。クリーミーで癖がなく、食べやすいヨーグルトです。150gサイズもあります。


フルーツヨーグルト150g Kroger定価1.5ドル(セールで1ドル~1.2ドル)
今回購入したのはパイナップル味のヨーグルト。ヨーグルトの下にパイナップルのジャムのようなものが入っています。ヨーグルトはほんのり甘め。少し酸味のあるパイナップルとなじみます。フェイクフルーツ、人工香料、人工甘味料不使用と明記されています。


ラインナップはこちら。本当にたくさんの種類があり、気分に合わせて楽しむことができます。on the bottomタイプが上記のようにヨーグルトの下に果肉等は入っているもので、blendedタイプはヨーグルトに混ざっています。
フリップシリーズ128g Kroger定価1.5ドル(セールで1.2ドル)
日本では、韓国のビヨットのように、付属のチョコレートやシリアルを投入して食べるタイプです。ヨーグルトも、チョコレートも甘めなので、スイーツ感覚で楽しむことができます。サクサク食感が楽しいです。


こちらもラインナップが豊富です。
このほか、レスシュガー、ゼロシュガー、よりデザートに近いものなど、さまざまなラインナップがあります。Chobani全種類制覇を目指すのも楽しそうです。
甘すぎないものがお好みならsiggi’sがおすすめ!
甘みの抑えられたヨーグルトがお好きな方にはsiggi’sがおすすめです。定価は1個1.5ドルで、セールになる頻度はあまり高くありません。
NY生まれのこちらの商品、厳密にいえばヨーグルトではなく、アイスランドの伝統的な乳製品「skyr(スキール)」と呼ばれるもの。ヨーグルトと同様の方法で作られていますが、一般的なヨーグルトの約4倍の牛乳を使用しています。スキムミルクを使用し、水分を濾して作られるため、無脂肪にもかかわらず濃厚でクリーミーな食感に仕上がっています。1カップ150gに15~16gのプロテインが含まれていることも、大きな特徴の一つです。
フレーバーは各種ベリー系、バニラ、ココナッツやスパイス系等の計10種類程度で、Chobaniに比べると多くはありません。
アメリカで販売されているヨーグルトの中では甘さがかなり控え目です。もったりと硬い食感と濃密さが、森永のパルテノを思わせるおいしさで、大変おすすめです。

特別な日におすすめなのはこちら!
少しリッチな価格で、特別な日に食べたいヨーグルトを2種ご紹介します。
La Fermière
おすすめなのがこちら、La Fermière(ラフェルミエール )のヨーグルト!
フランスのヨーグルトで、容器に充填してから暖かい部屋で容器ごと発酵させて作られています。青いテラコッタの陶器がとても可愛らしいです。この容器は、ヨーグルトの品質を守るとともに、再利用を楽しんでもらうためだそう。
お値段はWhole Foodsで1つ3.69ドル(今のところWhole Foodsでしか見たことがありません)。ヨーグルトとしてはかなり高級なので、ご褒美的立ち位置です。レモンがお気に入りです🍋

oui
こちらもフランス風のヨーグルト。酸味がほぼなく、ムースのような、パンナコッタのようなヨーグルトです。Chobaniと同じで、下にフルーツがあるもの、混ざっているものいずれもあります。私のお気に入りはブラックベリーとピーチです。ピーチは杏仁豆腐にも似ています。
Kroger定価1.79ドル(セールで1.5ドル)。少々値は張りますが、La Fermièreに比べて気軽に購入できます。ガラス製の器なので、こちらも小物入れにするなど再利用できます。

種類も豊富です。

アメリカには日本に帰ってからも食べたくなるようなおいしいヨーグルトがたくさん売っています。アメリカにお住まいの方はもちろん、旅行でアメリカにいらっしゃるかたにもぜひ、楽しんでいただきたいです!